ホーム 質問箱 【Facebook】水素による炎症抑制と骨粗鬆症治療

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    引用:2014年12月17日/Facebook【医療法人社団医献会 辻クリニック】
    【水素による炎症抑制と骨粗鬆症治療】
    多くの慢性疾患(加齢性疾患)が『細胞レベルの微細炎症』がその発症と進行に深く関連しているという事実は、医師であれば知るところであり、炎症と活性酸素の関連も同様です。
    「加齢性疾患ー炎症ー活性酸素」という関連によって、その治療アプローチは『抗炎症』と『抗酸化』に向けられています。

    今回の論文は、長寿社会がもたらす大きな問題である『閉経後骨粗鬆症』を含む『TNFα誘導性細胞障害』を水素が抑えることができるというものです。
    世界中から発表される『活性酸素ーTNFαーNFκB』の炎症増幅と慢性化の論文ですが、その適応疾患は徐々に増加しています。
    今回の論文においても、この炎症増幅機構によって
    ・MDA(マロンジアルデヒド)の産生
    ・NOX(NADPHオキシダーゼ)の活性
    ・上記によるミトコンドリア障害とATP産生低下
    ・SOD,カタラーゼなどミトコンドリア産生酵素の減少
    などがもたらされるが、水素の投与はこれらを制御し、骨芽細胞における『TNF誘導性細胞障害』を抑制することを見いだしています。
    骨/軟骨における細胞障害は、その再生プロセスを妨害し、骨粗鬆症、変形性関節症といった機能障害の根本的原因となります。
    長寿社会における骨関節障害の予防/治療は、QOL(生活の質)の維持/改善にとって大変重要です。また、これらは『加齢とともに万人がなる病気』といってもよく、当然のことながら『治療より予防』であることは間違いありません。(病気になるのを待つ必要はない)
    副作用がなく、反応後にできる反応物が水だけであり、過剰分は呼気として排泄される水素は、予防/治療における理想的な物質であると考えています。
    今後の仮題として
    ・投与方法は?(水素水?水素発生剤?吸入?注射?)
    ・一回投与量は?
    ・投与回数は?
    ・投与期間は?
    などを疾患別に臨床的に判断してゆく必要があり、それについてもデータが徐々に蓄積されてきています。
    <水素治療に関するお問い合わせ>
    医療法人社団医献会 辻クリニック
    東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷)
    03-3221-2551
    info@tsuji-c.jp
    Mol Cell Biochem. 2013 Jan;373(1-2):1-9. doi: 10.1007/s11010-012-1450-4. Epub 2012 Dec 1.
    NCBI.NLM.NIH.GOV
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